蘭子の婚活〜1年でケリつけます〜

蘭子さんが一年で結婚するために動き出したみたいです。よろしければ見届け人となって1年間お付き合い頂ければと思います。

“一目惚れ”とはちょっと違う

数日前、あるイベントが隣県であり、行って来ました。

会場には決められた席があり
座って公演を楽しみにしていると
隣の席の方に話掛けて頂けました。

席同士はすごく近いので声のした方を振り返ると相手の目、頬くらいしかわからず

心の蘭子『あ、お肌汚い。でも蘭子も人のこと言えないな。てか話掛けられた!やったー!嬉しいなぁ』

と、ウキウキして歳や住んでいる県など他愛ない話をして公演を待ち、いよいよ公演スタート!
興奮のあまり腕を組んだり、手を握ったり等つい10分前に知り合ったとは思えないほど近く接してしまいました。
そして途中から彼の声のトーン、ノリの良さに好感を持っている自分に気づきました。

公演が終わり、そこでようやくお互いの名前とLINEを交換。

そして出会い記念に写メをパチリ
写メを確認すると…

心の蘭子『…あ、ブサイクだ』

と、やっと相手の顔をまともに確認。
しかしブサイクだと思っても何故が好感は薄れない…

一緒に公演を楽しめたから?
最初に見た目が綺麗だったから?
それとも公演のドキドキを彼に対する恋心と勘違いしてる?


全部当てはまる気がするのですが
朝から晩まで彼のことを考える日々。

仕事中も彼のことを考えていますがマイナスなことはなく
ニコニコし過ぎて、すごく人当たりよく対応できるのでいいのですが、
ふと、次いつ会えるだろう。
また来年、公演があったとしても会場がかぶらない可能性もある。
会いたいけど会いにいく理由も口実もない。
彼女になったら会いに行けるか。
彼に好きな人、彼女、奥さんはいないのかな。
告白して断られたら、仮に来年の公演が被っても会ってくれないかも知れない。
居住地が新幹線で2時間の距離だから付き合ってくれる可能性すら低い。
そもそも会ったばかり…。


悩みに悩んで、ネットで“遠距離片思い”“中距離”“成就する可能性”などを読み漁り3日目でやっと決断。

『あぁ!悩むの面倒くさい!玉砕覚悟で告白してやる!』


と、思ったのが公演の3日後。
で、彼にLINEでその日の夜空いてる時間を聞いて待つこと数分、
携帯番号と共に返事を貰えて、退勤後に電話。
彼はすぐに出てくれて他愛ない会話。
何も知らないので度々訪れる無音に気を効かせて話を振ってくれるのですが、蘭子はいつ、どのタイミングで切り出そうかモヤモヤ。


でも、彼に時間を割いてもらっているので早く言わなければと、いざ好きだと声に出せば
「あ…ごめん。電波が」
もう1回言うも
「………まって、今聞こえる?」
もう1回言っても
「何でかな?音が飛ぶね笑」


蘭子『え、何わざと?
何回言えばいいんだコレ…(´゚ω゚`)』


普通の通話は諦め、彼がLINE通話で掛け直してくれたら音飛びもノイズもなくクリアに聞こえたので
LINE電話の偉大さを感じながら
再再々告白リベンジ(つェ⊂)


彼、当たり前ですがそんな内容だと思ってもみなかった為、
急な告白に驚いたと同時に
何回も言わせてごめんと謝ってました笑
そして冷静に、とりあえずご飯でも食べに行こうねと言ってくれました。


てっきり、出会ったばかりで告白して来た蘭子に恐怖を感じて
着拒なりLINE削除される覚悟だったので
お友達になる許可をくれたこのお返事だけですごく嬉しかったです・゚・(*ノДノ)・゚・


その後、いつご飯にいくかをLINEで連絡すると言う会話で通話終了。
改めて公演の時の写メを見て、やっぱりブサイクだなぁと思いつつも会うのが楽しみでウキウキしています♪