蘭子の婚活〜1年でケリつけます〜

蘭子さんが一年で結婚するために動き出したみたいです。よろしければ見届け人となって1年間お付き合い頂ければと思います。

お見合い4

観光地に到着後は気持ち悪い話は終わりましたが
今度はまた自分語りが始まりました。
心の蘭子『この人自分大好きなんだな…』

蘭子の意見は求めておらず、自分はこういう時どう思う、あの時自分はこう感じた等を1時間も。
心の蘭子『話なーがーいー!愛想笑い引きつってきたな…あ、多分蘭子いま目が笑ってないかも…笑』


観光地到着から1時間喋りたおされ、じゃあそろそろ…っという言葉にやっと帰れる!と思ったら
竹山α「◯△の◻︎◻︎◻︎に風車があるんで見に行きませんか⁉︎」
との提案。
しかし車を19時に施錠される駐車場に停めて来たため(←竹山αがそこに駐車するように指示した)
時計の針は16時30分「時間が…」とやんわり拒否をすると
竹山α「そうですね。急ぎましょう!」
と車に乗り込み帰宅…


しているのかと思ったら行きと違う道に入る竹山α!!!

でも蘭子の詳しくない土地だったので別の高速入口から帰るのかな?と、まだ楽観的に考えてたら大間違い!
高速の分岐を見たことない地名の方向に向かうじゃないですか!!!
この人、風車のある観光地に行こうとしてる!!?この時点で既に17時00分!

甘くみても高速で駐車場までは2時間。
さすがに翌日は仕事があるので田舎暮らしには車が必須!
蘭子が帰ろうと言おうとした時、隣の運転席から…チッ←


心の蘭子『…?』


(ブツブツ…ブツブツ…)…チッ←

心の蘭子『し…舌打ち⁉︎』


しばらくすると
竹山α「あ〜蘭子さん。残念なお知らせが…風車への道、間違えました。本来◯◻︎◯の方向行かないといけないのにコレ△△◻︎方向に〜〜〜〜」

呆れてしまって文句も言えず
車、間に合わなかったら明日の仕事どうやって行こうってことばっかり考えてました。

とりあえず一番近場のICを降りて、また乗って今度こそ地元へ向けて出発


でもこの時点でもう2時間は切ってる。
ともなれば速度超えなんて普通なんですかね…(´△`)
このドライブの行きに竹山αには、
蘭子が車のスピード100km超えると怖いんだということは伝えていたにも関わらず、
いや、だからなのか
竹山α「蘭子さん。ちょーっと目瞑ってた方がいいかも知れない笑」

とかね…

もう常識無い人ほんっっっっと嫌いだわ!

結果ギリギリ19時2分前に駐車場に到着。
門はまだ閉められてなかったので良かったです。

竹山αはそれでもすごく楽しかったようです。
まぁあんだけ自分のテンポで喋り倒せば満足はするでしょうよ。
「蘭子さんさえよければまた日にち合わせて遊びに行きましょう!」
と言われましたが愛想笑いと、この日の食事代と高速代、運転お疲れ様代を返して解散しました。

帰宅後、管理人さんに
無事帰宅したこと、蘭子と竹山αは合わないのでお断りしたいことを連絡しました。

が、最初のミーティングでお断りの理由は聞かないって言ってたのに
数分後、電話が掛かってきて理由を聞かれました( ゚д゚)話違うじゃーん

できるだけ相手を傷つけないように、悪く言わないように考えて、
「車の運転が荒いから、もう乗りたくない」
との理由を言えば管理人さん
「あぁぁ!それはいけませんね。申し訳ありませんでした。
相手にはよーく、よーく言っておきます!
なのでもう2,3度デートしてみてはいかがでしょう?
それでもダメならお断りすればいいじゃないですか(・∀・)」

と言われ、お断りの理由オブラートに包まず全部言えばよかった…と後悔。
押されると断れない性格のせいで「あー…はい。。。」と、蘭子。

あと2回遊びに行かないといけないのか…と憂鬱な日々を過ごすことに。